トレードする上での心構え

FXや株や仮想通貨をトレードする上で、絶対に忘れてはいけないことがあります。それは、感情的になったり、変な期待を持たないというマインドを持つ必要があるという事です。いくらテクニカル分析ができても、このマインドがないと失敗するため、トレードする上で最も重要なものの1つだと思います。

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ポジションを持つ時に、そのポジションの目的を決める

ポジション保有者の心理状況の画像

上の画像(図1)は、仮想通貨のイーサリアム(Ethereum)/USD(アメリカドル)のチャートです。

私の周りには、FX等のトレードはやらないけど、1イーサリアムが800円~1,500円くらいの時に、たくさん購入した人が結構います。また、価格が高騰していき、1イーサリアム30,000円前後で揉み合った頃に、その人達に薦められて25,000円~30,000円くらいの価格帯で、数千万円分のイーサリアムを購入した知人もいます。

ここでは、分かりやすいように、図1の緑色の部分(「イーサリアム購入者」部分)でエントリーしたという体で話を進めましょう。

当時、彼らの戦略としては、値上がりするから保有するという長期投資の類。つまり、損切りラインと利益確定ラインは考慮しない投資でした。

図1の緑色の部分でエントリーした人達は、イーサリアムの急騰と共に、1日何回もスマートフォンのチャートを眺め、一喜一憂していました。本来であれば、2倍くらいになれば良いと思っていた人も、急騰で感覚が麻痺した人も多いことでしょう。

2018年初頭になり、チャート上でトレンド転換が起きても、チャートの特性を知らない彼らは単なる押し目だと思い、値上がりを期待してそのまま保有することになります。そして、最高値の時の利益と比較してしまい、価格が下がっても利益確定をしようとしませんでした。ただ、スマートフォンのチャートを眺める時間は減りました。

2018年4月~5月初めにかけては、価格の上昇が見られたので、彼らの多くは、最高値を超えると信じて、またスマートフォンのチャートを見るようになります。

しかし、その後、再度、下落。チャート上は、明らかな下降トレンドにも関わらず、イーサリアムの平均所得価格を少し上の価格帯に落ちてきても、最高値と比較してしまい、利益確定ができません。そして、平均所得価格を割り込んでしまいます。

その後は、損切りしたくないという心理が働き、損切りできずの放置。スマートフォンのチャートすら見たくなくなるという心理に陥ったことでしょう。

今後、更に下がれば塩漬け状態が続き、仮に上がったとしても、平均所得価格を少し超えたあたりで利益確定したくなる心理が働くことでしょう。

そして、投資効率(ROI)という観点から見ると、時間軸まで考慮すると、悪い投資結果になることは明白です。

このように、トレード根拠を明白にしてトレードしないと、その時の心理状況でブレが生じ、結果として良い結果が得られなくなると言う教訓ではないかと思います。

少なくとも、1回や2回は勝てても、トレードを繰り返すうちに必ず大きな失敗を伴うと私は思います。

「損小利大」の精神でトレードするのが重要

典型的な損するパターンの画像

上の画像(図2)は、BTC(ビットコイン)/USD(アメリカドル)のチャートです。

6,000ドル付近から20,000ドル付近(60万円程度から200万円程度)まで、短期間で価格が上がっていったのは、記憶に新しいかと思います。

当時、私の地元の足裏マッサージのマッサージ師が、50万円だか60万円くらいでビットコインに投資したという話をしていました。始めての投資だったようです。私は、100万円は1つのターゲットになっている旨のアドバイスをした記憶があります。

その後、1ビットコインが90万円くらいになった頃に、もう1度、足裏マッサージ店に行きました。

最初に購入したポジションの価格は下回っていないので、それなりの利益が出ているだろうと思い、マッサージ師に聞いてみると、大損したと言うのです。

詳しく話を聞いてみると、図2のように、ビットコインを買ってはすぐに利益確定し、また買ってはすぐに利益確定を繰り返していたそうです。しかし、最後に高値を掴んでしまい、その後、損切りができずに大損したとのことでした。

人間と言うものは不思議なもので、利益確定をする時は早く利益確定をして楽になりたいと言う心理が働くにも関わらず、損切りはいつまでも我慢する傾向にあります。そのため、勝率がいくら高くても、勝った時の利益は少なく、負ける時は大きく負けて、結果として残高的には負けるのです。

損切りというのは、金銭的にも精神的にも痛みを伴います。そして、利益確定と言うのは、早くすればするほど、心が安心します。しかし、本来であれば、損切りは早くしてリスクを減らし、利益確定はターゲットを待ってリターンを大きくするべきです。

「損小利大」(損を小さく、利益を大きく)が正解にも関わらず、「損大利小」(損を大きく、利益を小さく)をする人が本当に多いのが問題です。これは、いくらトレードで勝率を上げても、どこかで必ず負けます。

勝ち続けるためには、「損小利大」というマインドでトレードをしなければいけないと思います。

ポジポジ病にはなってはいけない

FX等のトレードをする上で、「ポジポジ病」という言葉を巷ではよく耳にします。

ポジポジ病とは、買いポジションでも良いし、売りポジションでも良いから、とにかくポジションを持ちたくなる心理状況のこと。

特に、レバレッジを利かせたFX取引において起こりやすい心理状況です。

FXの場合、土曜日日曜日を除いて、24時間市場に参加できるため、チャンスは無限にあります。しかし、稼ぎたい気持ちが先行してしまい、少ないロット数でも良いから、利益を出したいという気持ちが生まれ、ポジションを持ってしまうのです。

上記の「損小利大」でトレードすることに少し関係がありますが、ポジポジ病の悪いところは、この「損小利大」の概念が崩れてしまう点。

とりあえずポジションを持ってみるかという軽い気持ちでポジションを持つため、利益確定ラインが決まっていなかったり、損切りラインが決まっていなかったりして、更にはロット数が少なかったりすると、ポジションの塩漬けが起こってしまう点です。

結果として、ポジポジ病を発症することにより、証拠金維持率が下がったり、本当にトレードしたい時に残高不足でポジションが持てなくなったりするため、絶対にやらないように心がける必要があると思います。

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