ローソク足から転換が簡単に分かる!FXにおいて有名な包み足

FXのローソク足のプライスアクションの1つに、包み足(つつみあし)と呼ばれるプライスアクションがあります。包み足は、天井圏・底値圏で発生することが多いローソク足の形状で、とても分かりやすいプライスアクション1つ。今回は、包み足について、説明します。

スポンサーリンク
広告(336×280)

包み足とは

包み足(アウトサイドバー)の画像

(画像1)包み足[アウトサイドバー]

1本前のローソク足(複数本のローソク足の場合もある)の高値及び安値を、全て包み込んでしまうローソク足のことを、包み足と言います。別名、包み線、抱き線、あるいは、アウトサイドバーとも呼びます。

包み足は、天井圏や底値圏で発生しやすいという特徴があり、代表的なプライスアクションの1つ。

また、天井圏で発生する包み足は、終値が、1本前のローソク足の安値より安い必要があり、底値圏で発生する包み足は、終値が、1本前のローソク足の高値より高い必要があります。

複数のローソク足での包み足(アウトサイドバー)の画像

(画像2)複数のローソク足での包み足[アウトサイドバー]

上の画像(画像2)は、複数本のローソク足の高値と安値を、全て包み込んだ、包み足になります

FXのチャート上に包み足が発生しやすい場所

包み足は、大きく分けると2ケ所で発生します。それは、以下の2ケ所です。

  1. 天井圏や底値圏
  2. 押し目のような位置

天井圏や底値圏における包み足

底値での包み足の画像

(画像3)底値での包み足

天井圏や底値圏で発生する包み足は、直近のレジスタンスやサポートがあることが前提ですが、包み足の発生を以って、天井や底値の可能性が高くなったと判断できます。逆に、過去最高値更新の天井や、過去最安値更新の底値の場合は、包み足が形成された段階で、天井や底値の可能性が出てきたと判断できます。

上の画像(画像3)は、安値更新後に包み足が発生し、その部分が底値になった実例です。

押し目における包み足

押し目での包み足の画像

(画像4)押し目での包み足

押し目のような位置で発生する包み足については、ダウ理論における押し目(押し安値、戻り高値)、移動平均線との接触位置、フィボナッチ・リトレースメントとの接触位置などで発生した場合に有効です。

上の画像(画像4)は、ダウ理論における押し安値の位置であり、4時間足における75EMA(指数平滑移動平均線)が接触した位置において、包み足が発生しています。

レンジでの包み足

注意したいのは、レンジのような中途半端な位置で発生した場合の包み足。この場合は、上記の2ケ所よりも、包み足としての精度が落ちます。

包み足の本質的な話

包み足の本質の画像

(画像5)包み足の本質

包み足は、ローソク足におけるプライスアクションの話なので、ローソク足の形状だけを覚えておけば問題ありません。

しかしながら、包み足がどのように形成されたか、という本質的な部分を理解しておくと、納得した上でFXでトレードをすることができます。

上の画像(画像5)をご覧ください。包み足と、その直前のローソク足の値動きは、画像5において、A→B→Cのような値動きをしていることが考えられます。仮に、この値動きをしていた場合、下落していた価格には、Aという高値があったにも関わらず、そのAを超えるCのレートを付けたということで、上昇気配の強い値動きに転じたことが分かります。そして、その上昇気配への転換は、包み足によって起こされたと考えることができます。そして、包み足の終値が、Aという価格を超えた部分を保っているため、上昇気配が強そうに感じ取れます。

包み足の本質2の画像

(画像6)包み足の本質2

画像5と同じローソク足になりますが、上の画像(画像6)のように、A→C→Bのような値動きをした可能性も考えれられます。この場合は、画像5の場合よりも上昇気配が弱い値動きになりますが、直近の高値であるAを超えるCという高値を付けていることから、上昇気配は強そうに見えます。

つまり、包み足とは、下落中に上昇が強くなったローソク足、上昇中に下落が強くなったローソク足を指し、プライスの転換点になる種のようなローソク足だと考えることができるのです。

「包み足」を根拠にしたFXトレード手法

包み足を根拠にしたトレード手法の画像

(画像7)包み足のトレード手法

包み足を根拠にして、FXをすることは可能です。上の画像(画像7)のようなエントリー位置と損切り位置になります。

包み足における利益確定の位置の画像

(画像8)包み足における利益確定の位置

欠点は、T/P(利益確定ライン)を決めることができないこと。仮にT/Pを決めるのであれば、エントリー後に1本前のローソク足の安値を割ったら、利益確定をするというルールになります。上の画像(画像8)で言えば、1回目~3回目のT/Pの位置はピンク色のライン、4回目のT/Pの位置が黄色のラインで利益確定が行われています。ただ、実践的には、他のテクニカル指標に絡めて、エントリーするのが良いです。

ロング(買い)でエントリーする場合

底値圏や上昇トレンド中の押し目として、包み足を根拠にエントリーする場合は、ロングで入ります。包み足形成を以って、エントリーするのも悪くはないですが、精度を上げる場合は、以下をエントリー基準とします。

  • エントリー位置…包み足の高値を超えたらエントリー。
  • 損切り位置…包み足の安値を割ったら損切り。

ショート(売り)でエントリーする場合

天井圏や下降トレンド中の押し目として、包み足を根拠にエントリーする場合は、ショートで入ります。包み足形成を以って、エントリーするのも悪くはないですが、精度を上げる場合は、以下をエントリー基準とします。

  • エントリー位置…包み足の安値を割ったらエントリー。
  • 損切り位置…包み足の高値を超えたら損切り。

包み足に関する動画

包み足に関する内容を動画で見たい場合は、以下をご覧ください。

【FX】包み足-2本のローソク足だけで分かる転換点-【初心者入門動画19】
スポンサーリンク
広告(336×280)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
広告(336×280)